知らない間に歯が動くのは病気ではありません!

知らない間に歯が動くのは病気ではありません!

 

・まずは歯が動いている事実を知る!

 

■ 歯は常に動いている!?

まず、専門医が仰ったことは

歯は常日頃動いているということです。

「えっ!」と思われる方も

多いと思います。

(私も驚きました。笑)

目に見えて動くという訳では

ありませんが、噛む力加減や

各歯の成長によって極わずかに

動くことがあるのです。

実際に、自分の歯を触ってみると

分かりますが、ほんの極僅かに

動きますよね。

(骨に癒着している歯を除いて)

歯科矯正はこの僅かに動く程度の

弱い力を常にかけていくことで

少しずつ動かしていくのです。

この力は強すぎても弱すぎても

ダメなので、そこは医師の判断で

調節していきます。

より専門的な仕組み・用語等はこちらのサイトを参考に。

 

歯科矯正の専門医に聞いた歯が動く仕組みと矯正の期間とは?
 

・歯が動く理由もすでにわかっています!

 

矯正歯科治療では、矯正装置を使って歯を動かします。
硬いものを噛める歯が、装置をつけることで、どうして動くのでしょうか?

 
 歯はいつも動いているって知っていましたか?
 歯は骨によって支えられていますが、歯と骨の間には歯根膜という0.3mmくらいの柔らかい部位があり、この歯根膜の幅の分だけいつも動いているのです。

 歯は骨の中に浮かんでいるような状態
なのです。
 歯には、噛む力や舌・くちびるなどから力が加わっています。

 歯はこれらの力を受けて、わずかに動いています。


 現在の歯の位置は、これらの力の調和がとれた位置に、歯がとまって見えているだけなのです。

 これらの力関係が変化すると、歯は簡単に動きます
 舌・くちびるの位置や動きが変化したり、矯正装置等によって、歯に加わる力が変化した場合、まず歯根膜の中で歯の位置が変化します。

 歯根膜は、一定の幅を保とうとする性格がありますので、歯根膜の周りの骨が形を変えて対応します。

 こうして歯の位置が変化していきます。


 

実際の例:
(矯正装置を使うことなく歯が動いている例)


  

 指しゃぶりをしていた小学生ですが、指しゃぶりをやめて、舌の動きのトレーニングをしただけです。矯正装置は使っていません。どちらの写真も、しっかりかみ合わせた状態なのですが、少しイメージが違いますね。





 右手でいつも頬杖(ほおづえ)をついておられた方です。右側の歯が内側(舌側)に倒れています。頬杖(ほおづえ)によって、歯が内側(舌側)へ押されていたのだと考えられます。


どうして歯は動くの?
 

・歯が動いているのを、そのままにしているとどうなる?


以前はきれいな歯並びだったのに、最近、歯が動いて歯並びが悪くなったような感じがする…。こんなことが気になる事はありませんか?歯の矯正をしていないのに歯が動いてしまうことがあるのか?解説します。

矯正以外でも歯は動く

鏡で口元を見る
毎日鏡を見ていても、少し歯並びが変わったぐらいでは、ほとんど気が付くことはありません
子どもの頃に、歯並びが悪かったとしても、歯の矯正を行なえば、綺麗な歯並びになることはご存知だと思います。矯正で歯を動かす場合は、歯に固定具を取り付けて、弱い力をかけて、少しづつ動かして歯並びを整えていきます。

実は矯正を行なわなくとも、歯に力がかかる状態が続くと、自然に移動します。時間と共に歯並びは僅かに変化しているのです。
 

こんなことがよく起こります

自然に歯並びが悪くなる移動は、時間が数年単位をかけて移動することが多く、「私って昔からこんな歯並びだったっけ…?」と自分でも気が付きにくい場合がほとんどです。自分で気づくことが多いのは、次のような変化が見らたときなどです。
  • 前歯がねじれてくる
    前歯の歯並びがとねじれたり、詰まったりする場合があります。前歯の歯並びが悪くなることがあります。

     
  • 前歯が前方へ出てくる
    前歯がだんだん前方へ開いてしまい、いわゆる「出っ歯」のような状態になることがあります。

     
  • 前歯の間に隙間ができてくる
    逆に前歯の間の隙間が広がるように開いてくる場合があります。歯の間に物が挟まりやすくなることがあります。
     

このほかにも奥歯が頬っぺた側に移動するして、頬っぺたの肉を咬みやすくなったりすることもあります。

自然に歯並びが悪くなることはあるの?
 

・歯列矯正時の注意点

 

■ じゃあ、どうやって力をかけるのか?

ここで登場するのがご存知

あのワイヤー(針金に似た物)です。

(一応他にも動かす方法はありますが

ここでは最も一般的な矯正の

ワイヤー矯正を例とします。)

buranketto

まずは、ワイヤーを通す装置

(ブランケット)を

個々の歯に取り付けます。

waiya

その後に、ワイヤーを通して

各歯を固定していきます。

ワイヤーによって極わずかな

力が歯に加わることで

歯を動かしていくのです。

そしてある程度動いたら

また次のワイヤーに取り替えて

再び歯を動かしていきます。

基本的にはこの繰り返しです。

一般的にワイヤーを付け替える間隔は

(個人差はもちろんありますが)

約3週間から1ヶ月に1回ぐらい

頻度で交換していきます。

(抜歯が必要な方は適切な

タイミングで抜歯を行います。)

このように少しずつワイヤーで

動かしていき、噛み合わせも

含めて正しい位置になるまで

歯並びを整えていくのです。

そのため、歯を動かす期間は

(こちらも個人差はありますが)

一般的には1年~2年ほどかかると

言われています。

ちなみに、歯は健康な状態な程

よく動くそうです。

(私の医師曰く)

これから歯科矯正を始めようと

思っている方は歯磨きの習慣も

見直すと良いでしょう。

特に、小さい子は嫌がることも

あると思いますね。

親は子供の歯磨きの

サポートをしてあげたいです。

歯の健康は歯科矯正を

スムーズに進めるためには

欠かせないことなので

歯磨きが疎かになっている方は

装置が付く前に直しましょう。

■ 歯が綺麗に並んだら終わりではない!!

私の医師も凄く強調していた

ポイントです。

歯科矯正は目標となる歯並びに

なったらそれで終わりではなく

その歯並びが確実に固定されて

始めて矯正が終わりといえます。

ワイヤーやブランケットが外されると

これまでの強制力が無くなるので

歯は元の状態に戻ろうとします。

そのため、リテーナーと呼ばれる

マウスピースのような固定装置を

約1年程つけて歯を固定させます。

ここで気が抜けてリテーナーの

装置を付けないと歯並びが崩れ

今までやってきたワイヤーの矯正が

全て無駄になってしまいます。

折角の綺麗な歯並びを崩さぬよう

最後までやり通す覚悟

重要だということも

頭に入れておいて欲しいです。

【いつまで付ける?】歯の矯正後のリテーナー期間はどのくらい?

こちらも参考にどうぞ。


歯科矯正の専門医に聞いた歯が動く仕組みと矯正の期間とは?

・矯正歯科で歯が動く仕組み

イラスト解説:矯正歯科で歯が動く仕組み

歯の動く仕組み
1、歯の基本構造


歯肉の中には歯槽骨という歯を支えるための骨があります。
歯槽骨と歯根の間にある繊維状の組織が歯根膜です。歯根膜は歯にかかる衝撃を和らげるクッションの働きをしています。

 
歯の動く仕組み
2、矯正装置の装着


矯正装置を取り付けました。
動かしたい方向へ弱い力がかかり始めます。
この力は、歯を支える歯根膜に伝わり、歯根膜が伸縮します。


 
歯の動く仕組み
3、歯の動きはじめ

矯正装置によって歯や歯の周りの組織に恒常的に力がかかると、【骨芽細胞】と【破骨細胞】が働き始めます。

骨芽細胞は、繊維がつっぱっている部分で新しく骨を作ります。

一方、破骨細胞は、繊維がつまっている部分の周りにある歯槽骨を食べ始めます。


 
歯の動く仕組み
4、歯の移動

【骨芽細胞】と【破骨細胞】の働きによって、歯根膜の繊維のバランスが平均化されました。

これを繰り返すことで、歯が動くのです。


 

 

矯正歯科について


【西明石駅から徒歩1分のめばえ歯科クリニック】
 

 
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