歯医者さんでの保険診療、自由診療の違いをわかろう!

歯医者さんでの保険診療、自由診療の違いをわかろう!

・保険診療で何ができる?

 

保険診療で行えることとは?

保険診療では痛みを取り、最低限の機能と審美を回復する事を主な目的としています。安価で良質な治療が受けられるシステムです。

  1. 虫歯治療→虫歯を取って詰め物(レジン)をする。型を採って銀歯を作って虫歯の穴をふさぐ。
  2. 補綴治療→虫歯が大きい場合は、歯を一回り削って型を採り、銀歯や樹脂の歯を接着剤で付ける。差し歯治療。
  3. 根の治療→歯の神経(歯髄)を取る治療。または神経を治療済の歯の根に膿が溜まった場合の治療。
  4. 歯周病治療→歯周病、歯槽膿漏の治療。歯磨き~歯垢・歯石を取って歯を磨く
  5. 義歯(入れ歯)治療→金属のバネとプラスティックの入れ歯、またはプラスティック製の総入れ歯
  6. 外科治療→抜歯、骨折、腫瘍、嚢胞などの手術

みんな知ってた?歯医者の保険診療と自由診療の違いがわかる具体例
 

・自由診療で何ができる?

 

自由診療で行えることとは?

保険診療で使えない材料を使えること、保険で認められていない治療を行えること(先進医療を含む)が挙げられます。自費診療は歯科医院によって考え方は様々ですが、一般的にはより良い治療を目指していることが多く、単に材料を変えているわけではないことが多いです。

  1. 見た目の美しさ(審美的な治療)
    ・銀歯ではなく、セラミック製の白い歯にできる
    ・樹脂の歯ではなくセラミックの方が美しさが長持ちする
    ・入れ歯は銀色のバネではなく、バネのない入れ歯が作れる
    ・入れ歯のバネがないインプラントのほうが見た目にも自然
  2. 治療の精度(どれだけ治療が正しく出来るか)
    ・銀歯よりも金合金やセラミックの方が歯により隙間なくピッタリとフィットした歯が作れる
    ・保険で不適切な治療が多い根の治療を正確に行うことで痛みも取れ、根の先の病気が治る
    ・歯周病の治療は歯垢や歯石を残さず取る事が出来る、歯周病を治すことができる
    ・歯周病を治す特殊な手術ができる
    ・歯周病を治すための薬が使える
  3. 機能性
    ・入れ歯とは違う、自分の歯と同じ噛みごたえがあるインプラントができる。
    ・歯並び、噛み合わせを治す矯正治療ができる
    ・根の治療を正確に行い、痛みを取る事が出来る
    ・歯周病の治療を正確に行い、歯周病を治すことができる
  4. 歯周病治療→歯周病菌の検査や、骨を再生させる手術、そのための薬剤などが挙げられます。
  5. 時間(治療と相談に時間をかけれるか)
    ・治療の相談に時間をかけることができる
    ・顕微鏡を使った根の治療や歯周病、セラミックの治療には時間が必要

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・自由診療のメリット

 

自由診療をする価値はあるのか?

自由診療で大きな費用を払うのにその対価が得られないとしたら、大きな問題です。本当に自由診療をする価値はあるのでしょうか?

  1. 自由診療でしか得られないものがある→入れ歯ではなくしっかり噛めるインプラント、銀歯や色褪せるプラスティックではなく自然の歯と変わらないセラミック、かみ合わせそのものを治せる矯正治療、薄くて顎にぴったりとフィットする入れ歯は自由診療でしかできません。また定期検診のクリーニングは病気でないため、国が保険の扱いを認めていません。
  2. 自由診療自体の質は底上げされている→歯科医院によって治療の質の差は大きいことは事実ですが、10年、20年前と比べると歯科も情報が広がり、目を覆うような劣悪な治療は少なくなったように感じます。
  3. 医院をしっかりと選ぶ→大事な体の一部を預ける歯医者選びは慎重にしましょう。情報を開示しているか、経験は豊富か、質問に誠意をもって答えてくれるか、費用は明朗か、などは実際に複数の歯医者さんに足を運んで検討しましょう。ネットの情報は真偽のほどは?とも言えるものが混じっていますので、参考程度にする方が良いかと思います。

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・自由診療は歯医者によって料金が違う!

 

歯医者によって、自由診療の料金が違うのは、なぜ?

費用の設定は歯科医院の自由

自由診療の金額はある程度の相場はあるにせよ、医院によって様々です。自由診療は歯科医院と患者さんとの間の契約ですので、保険診療のように決まった金額があるわけではありません。千円以下で食べられる定食屋さんもあれば10万円以上する懐石料理もあるのと似ています。

安ければ良いというわけではない

近年は歯科医院の競争が激しくなっており、自由診療の金額を下げることで患者さんを集めようとする歯科医院を見かけます。費用を下げるということは、かかるコストを下げて、数を増やすことで利益を得ているということです。

コストを下げるには、①治療にかける時間を減らす②治療にかける材料のコストを減らす③外注技工料を安価な外注先にするなどです。

例えば、前歯のセラミック治療を考えてみましょう。通常1回60分の治療を4~5回かかるところを2回で終わるとしたら、最低限の時間しかないことを意味しています。

最後にどのような歯になるのか、仮歯の段階ではわかりません。

最後に出来上がってきたセラミックが色・形・かみ合わせなどがイメージと違うと言って問題になることは少なくありません。患者さんに十分な時間をかけて新しい環境に慣れてもらう、あるいは仮歯で最終イメージを修正しながらゴールに向かって進めていくといった共同作業が必要ですが、回数が少ないことは患者さんと歯医者さんとの間のコミュニケーションがないことを意味しています。外注技工所も競争がありますが、おおむね料金とクオリティは比例します。


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・歯のクリーニングは自由診療になることも!



Q. 歯のクリーニングは保険でできないの?
秋元 健康保険は疾病保険ですから、病気やケガという不慮の災難に際して給付をするもので、何もないときにクリーニングを給付する仕組みはありません。ただ、歯の治療の場合、痛みが出てからでは、薬を飲んで自然に治るということがありません。ちょうど糖尿病で、失明してから治療をしても、目が治らないのと同じです。自覚症状が出るほど進んだ段階では治らない病気なのです。
このため、病気が目立たない早い段階で予防的な治療をしなければ、治療しても治療しても悪くなるという悪循環に陥ります。むし歯も歯周病もバイオフィルム感染症ですので、機械的にバイオフィルムを破壊することが病気の予防であると同時にもっとも基本的な治療です。そのため、あらゆる歯科治療の再発防止において、定期的なバイオフィルムの破壊と除去が何よりも重視され推奨されます。歯のクリーニングは、ただのお掃除ではないのです。
このように歯の定期的なメインテナンスは、必要でかつもっとも合理的でありながら疾病保険のなかでは適切な位置づけを与えられない、宙ぶらりんの状態にあります。
糖尿病や高血圧では、血糖値や血圧を測って病気のリスクが高いと判断すると病名をつけます。このようにリスクが高くなった状態を病気と名付けて治療する仕組みが、歯科では確立していません。このため、現在の保険の仕組みでは、悪くならなければ保険ではカバーされないのです。
ただ、定期的なメインテナンスを重視する歯科医院では、一種の“方便”で「歯周病の疑い」「むし歯の疑い」があるとして保険を適用しています。このため、保険でできるケースとできないケースがあるのが実状です。
保険でできること、できないこと



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