「2018年医療保険改正」で歯の治療はどうなるの?

「2018年医療保険改正」で歯の治療はどうなるの?

・改正により歯の治療も変わります!

 4月1日より医療保険制度改正に伴い歯科診療報酬点数が改定となりました。ご理解のほどよろしくお願い致します。

ご存知の通り、日本には国民皆保険と呼ばれる医療保険があります。
 細かく説明すると長々と小難しい話になるのですが、国が医療のルールを作って、そのルールに沿って病院が医療行為を請け負っています。つまり、実際に診療をするのは病院ですが、その細かいルールは国が作っているわけです。
 この医療保険のルールは、4年に1度大幅な改正が行われます。新しい発見や発明により、医療は日々進歩しています。また、少子高齢や食生活の変化など、よくテレビや雑誌でみるような環境の変化も著しいわけで、こういった様々な変化に対応するために、医療のルールも目まぐるしく変わり続けています。
 メタボリックシンドロームや禁煙支援などが、医療保険の劇的な変化の代表例ですよね。
2018保険改正
 歯科において今回の改正でも、いくつか大小の変化がありました。在宅医療とお口の機能評価、そして金属からの脱却。
 在宅医療やお口の機能については、また別にお話ししていきたいと思います。

 日本はとても銀歯の多い国です。こんなジョークがあります。
 口を開けて、歯並びが悪いのがヨーロッパ人、歯とは思えないほど白いのがアメリカ人、銀歯だらけでまっくろなのが日本人。
 日本では、安く適合がよく硬い詰め物や被せ物を作るために、銀歯用の合金が開発されています。これが、日本人の多くのお口に入っている銀歯の正体です。しかし、近年この銀歯による金属アレルギーが問題視されるようになってきました。また、歯科用合金にはパラジウムというレアメタルが含まれており、このレアメタルの枯渇が社会問題となっています。
 お口のなかに使われる材料は進化しており、歯の色に近い白い材料「ハイブリットレジン」と呼ばれるものが登場し、徐々に保険導入が進んでいます。いまでは、奥歯にもこうした白いかぶせものが使えるようになり、金属アレルギーの既往がある人はすべての被せものをこのハイブリットレジンによって保険治療ができるようになったのです。


川崎市宮前区鷺沼で歯科をお探しの方ははるまちざか歯科・矯正歯科まで

・金属アレルギーの方は白い歯にしてもらおう

突然ですが、鏡でご自分のお口をみて、銀歯がありませんか?
お口を開けるとキラキラした銀歯がいくつかある、という方も多いのではないでしょうか。
海外に行くと銀歯が恥ずかしい、なんて話を聞いたこともあるかもしれません。
そうでなくても、大きなお口を開けて笑ったりおしゃべりする時に、見られているんじゃないかと気になる事もあるかもしれません。

残念ながら、日本では従来から保険のかぶせものは銀歯だけでした。医療保険で安く提供するために、日本で独自に開発された合金を使用しているわけです。
そのため、キレイにしかもきちんとした治療をするためには、セラミックを選択することになります。その場合は保険が効かないので、かぶせものだけで1本5万~20万円ほどかかってきます。
0167040001
実は最近、「ハイブリットセラミックブロック」と呼ばれる材料が保険導入されてきています。通称「CAD/CAM冠」です。
前から数えて4,5番目の歯については平成24年から、このCAD/CAM冠を使うことで、白くて丈夫なかぶせものを保険で作ることができるようになっているのです。
プラスチックを使った材料のため、金属やセラミックに比べれば強度は劣るものの、それでも噛み合わせに耐えうるよりよい材料が開発され導入されているんですね。
また、平成29年12月つまり先月から、下の6番目の歯に関してもこのCAD/CAM冠を使うことができるようになりました。そのほかに関しても、金属アレルギーの診断を受けた方は例外的に保険適用されるようになってきています。
見た目や強度、汚れにくさ、変色のしにくさ、長持ちしやすいなど、セラミックには多くのメリットがあります。CAD/CAM冠は、この点でやはり劣る部分が多くあります。
それでも、金属アレルギーや見た目の悪さなど、銀歯に比べれば有利な点が多いのも確かです。
IMG_1417
CAD/CAM冠は許認可が必要な治療であり、まだ歴史が浅い事もあり歯科医院により対応はまちまちかと思います。
また、ブリッジには使えない、一番奥の歯が上下左右すべて残っていないといけない、など保険治療としては多くの制約もあります。
しかし当院では、このCAD/CAM冠を積極的に取り入れて治療計画を立てています。なるべく再治療が少なくなるように、お口を開けてお話しをした時に嫌な気持ちにならないように。
是非一度、お気軽にご相談ください。


川崎市宮前区鷺沼で歯科をお探しの方ははるまちざか歯科・矯正歯科まで

・歯科用タービンの滅菌問題

そしてもう一つ、以前から指摘されてきた問題について、今回の改正で大きな動きがありました。
 読売新聞などで大きく報道された、歯科用タービンの滅菌問題、です。タービンとは、ウィーーンという甲高い音をたてながら歯を削るアノ道具です。
 昔は患者さんごとにアルコールで拭くだけ、という使い方がされてきました。しかし、お口の中で使うもの。現在では高圧蒸気滅菌といって、細菌をすべて殺す【滅菌】が必須であると言われています。しかし、いまだに滅菌を行っていない歯科医院もある、という指摘が報道によってなされました。
 今回、このタービンの滅菌を行っていない歯科医院は厳しい評価をしますよ、という改正が行われました。消毒や滅菌というのはこれまで医療倫理に頼っていて、技術評価がなされていない部分でした。これを正しく評価しましょう、という流れができてきたわけです。

 もちろん当院では、タービンを含むすべてのお口の中で使う器具は、すべて使い捨てか滅菌処理を行っています。タービンの先につける実際に削る部分、歯石を取り除くための器具、歯の根っこの治療をする器具などなど。
設備紹介「個別滅菌」

 みなさんが安心して安全な医療を受けられるよう、医療保険にしっかりと対応し、丁寧な診療を心がけています!


川崎市宮前区鷺沼で歯科をお探しの方ははるまちざか歯科・矯正歯科まで

・保険で白い歯を入れる場合の具体例

 

保険で「白い歯」が入れられるようになりました!

「昔、虫歯の治療をしたところが銀歯で、実は結構気になっている」 銀歯が笑ったときに見える位置にあることを気にしている方は、意外と多いものです。

保険で「銀歯」を「白い被せ物(CAD/CAM冠:キャドカムカン)」に出来るようになったのをご存知ですか? これから詰めるケースでも、既存の銀歯からの詰め替えもOKです。 銀歯が気になっていた方は、ぜひ大成ファミリー歯科までお気軽にご相談くださいませ。

白い歯にできる場所

左図をご覧ください。
赤い部分は2014年4月から、黄色い部分は2017年12月の保険制度改定により保険がきくようになりました。
赤い部分:犬歯のすぐ後ろの2本の小臼歯(赤い部分 4番:第一小臼歯、5番:第二小臼歯)
黄色い部分:第一大臼歯の下の歯(黄色い部分:6番)

※第一大臼歯には、下記の条件があります
1.上下両側の第二大臼歯(7番)があり、左右の噛み合わせがしっかりと存在する方
2.適度な噛み合わせ圧の方

・2016年4月の保険制度改訂により、4(5)6のブリッジの4の表側も、保険で白い素材(レジン)で製作できるようになりました。(左図参照)

CAD/CAM冠(キャドカムカン)って何?

「ハイブリットレジン」(プラスチックにセラミックを混ぜて強化したもの)のブロックを、 コンピューターで設計した形に削り出す「白い被せ物」です。   下記のようなメリット/デメリットがあります。

CAD/CAM冠のメリット

  • 1.保険なので安く済む
  • 2.「あ、銀歯だ」と気づかれなくなる
  • 3. .金属アレルギーを起こさない
  • 4.素材が硬すぎないので、アゴへの負担が少ない

CAD/CAM冠のデメリット

  • 1.保険で入れられる場所が限られる(冒頭の図参照)
  • 2.一色のブロックから削りだして作るので、自然な色合いを出せない
  • 3.年数が経つと、変色することがある
  • 4.「セラミック」(自費)に比べると、美しさや強度は若干劣る(歯ぎしりのある方や噛む力の強い方には不向き)
※ハイブリットレジン全てが保険適用ではありません

被せ物・かぶせ物の種類とメリット/デメリット

それぞれの素材に、それぞれのメリット/デメリットがあります。「そういわれてもわからないわ・・」
もちろん、大丈夫です!患者様に最適なものご提案いたしますので、当院スタッフにお気軽にお尋ねくださいませ!
  金属冠 CAD/CAM冠 メタルボンド冠 ジルコニア冠
審美性
強度
金属アレルギー
保険適用
患者様負担 安価(約4000円~) 安価(約8000円~) 59,800円(税込) 69,800円(税込)

保険で「白い歯」が入れられるようになりました!


【西明石駅から徒歩1分のめばえ歯科クリニック】



 
ご予約はこちら
ご予約はこちらTEL:078-927-4618 ご予約はお電話でもお受けしております。待ち時間をいただけるなら急患も対応しております。