歯周病とアルツハイマー病の関係

歯周病とアルツハイマー病の関係

・認知症の原因にもなっている歯周病

■歯周病が認知症の原因になる?

認知症と歯周病の関係を解明するために、歯周病菌に感染させたマウスを使った実験が行われました。その実験では、歯周病にかかるとアルツハイマー型認知症の原因とされているアミロイドβという物質が脳の中で増えて、沈着することが分かったのです。

アミロイドβの沈着までの経路ですが、歯周病にかかると、エンドトキシンという毒素が血流にのって全身を駆け巡ります。やがて、エンドトキシンは脳にも到達し、サイトカインなどの炎症性物質が増加します。そのサイトカインがアミロイドβの産生を増やすのです。このアミロイドβが脳に沈着すると、認知症の発症が早まったり、進行したりします。

今回発表されたのは、歯周病マウスを使った実験の結果、「歯周病とアルツハイマー型認知症の関連が証明された」という論文です。それに加えて現在、人を対象にした介入試験も行われていて、軽度の認知症の方の歯周病ケアや口腔ケアを行うことで、歯周病と認知症の関連が調べられています。

結果が分かるのは、まだ1年くらい先になりそうです。


認知症と歯周病との意外な関連性が明らかに【名医に聞く健康の秘訣】
 

・歯周病は万病のもとだと言われています!

■歯周病は万病のもと

人を対象にした大規模な調査の実施は、莫大な経費がかかるため困難ですが、マウスを使った実験では「アルツハイマー型認知症と歯周病は関係がある」ことが証明されました。

歯周病はアルツハイマー病意外にも心内膜炎(しんないまくえん:心臓の内側の壁や弁が炎症を起こすことによる病気)や脳や肺の膿瘍(のうよう:うみが溜まる)、糖尿病、肺炎、腎臓病などの引き金になることが明らかになっています。

つまり、歯周病は口腔以外の臓器にも影響を及ぼすのです。たとえば、脳膿瘍の場合は、歯周病菌が血流にのって体の中を循環し、その後、脳にうみがたまる病気になるのです。

このように歯周病は、お口の中の健康だけでなく、その先にある様々な臓器の健康にも影響を及ぼします。しかも、その病気は糖尿病など命に関わる病気であることが多いのです。そういう意味で、歯周病は万病のもとだといえます。


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・歯が抜けた場合も認知症のリスク大!

■歯の欠損は認知症を引き起こす

「歯周病にかかっていると認知症になる、あるいは認知症が悪化する」ことが実験の結果証明されましたが、実は、歯の欠損(歯が抜けている)や柔らかいものしか噛まないことでも認知症のリスクが高まります。

歯を抜いたマウスと流動食だけを食べたマウスを使って実験したところ、脳の中の海馬(かいば)と言われる部分の神経細胞が減少し、認知症になることが判明したのです。食物を噛む機能が弱くなることによって口からの刺激が減り、脳の中の海馬(かいば)と言われる部分の神経細胞が減少して、認知症を発症する可能性があります。

歯周病や歯の欠損、柔らかいものをよく食べる食生活が、認知症のリスクを高める可能性があります。リスクを下げるためには、まず日頃から歯や口腔のケアを行い、歯の定期検診を受けるなど歯周病ケアをすることが大事です。

柔らかい食べ物に偏りがちな方は、堅いものも食べるように食生活を改めて、お口の咀嚼機能(噛む力)を維持する必要があります。厚生労働省と日本歯科医師会は、80歳になっても健康な歯を最低20本は残しましょうという8020(はちまるにまる)運動を推進しています。

今からでも遅くはありません。まずは8020を目標に、丹念に歯と口腔ケアをしてみましょう。歯科医を訪ねてプロにクリーニングしてもらうのもよいでしょう。


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・有効な歯周病の予防法

歯周病を撃退!自分でできる予防法と対策

歯周病を撃退!自分でできる予防法と対策_その他

ここまでの説明で、ひょっとしたら歯周病かもしれないと感じた方もいらっしゃるかもしれません。歯周病の可能性がある場合、どのような対策をすれば良いのでしょうか?2つのポイントをご紹介します。

1. 正しくブラッシングする
正しい歯磨きを行うと口腔内の8割~9割の菌をなくすことができると言われています。柔らかめのブラシを使い、歯と歯茎の境目を丁寧に磨くことを心がけましょう。また、歯と歯の間の隙間にはデンタルフロスを使用して、歯ブラシでは落としきれない汚れをとることも有効です。

2. 歯科を受診する
歯周病初期は症状が軽い為、気づかぬうちに進行していたなんてことも。歯科を受診すれば歯石や歯垢を除去してもらえますし、正しい歯磨き指導を受けることもできます。歯周病レベルがかなり進行している場合は、外科的処置などで素早く対応してもらえます。

自分でできる歯周病予防法

歯周病かもしれないと感じたときの対策についてご説明しました。一般的に、歯周病は完治が難しいと言われているので、歯周病にならないよう日ごろから意識して予防法を実践することをおすすめします。

【歯周病予防法1】プラークコントロールを行う
歯科を受診すると、正しいブラッシング方法を教えてもらうことができます。歯ブラシにプラスしてデンタルフロスを使うなど、しっかりとしたプラークコントロールを行うことが歯周病予防の基本です。

【歯周病予防法2】定期的に歯科を受診する 
歯の痛みや、歯の違和感から歯科を受診するという人も少なくありませんが、予防の観点から定期的に歯科を受診することをおすすめします。30代を越えると、年齢とともに歯周病になる割合が増えると言われています。3ヶ月~半年に1回は検診を受けましょう。

【歯周病予防法3】生活習慣を改善する 
生活習慣によって歯周病にかかりやすくなることがあります。例えば喫煙は、タールが歯に付着することで歯垢が付きやすくなり、歯周病の原因となります。その他にもダラダラ食べ、早食いなどは健康的な口腔環境のためにぜひ改善しましょう。


歯周病の症状を知っておこう!

・定期的な歯科受診の重要性

定期検診・歯周病予防

歯周病は世界でもっとも蔓延している感染症

「歯周病は世界でもっとも蔓延している感染症である。」
とギネスブックが認定しているという事実をご存知でしたか!?

実際、日本人の20歳代70%、30~50歳代80%、60歳代90%が歯周病です。
(厚生労働省「平成26年患者調査概況」)

初期症状がない歯周病の厄介なところは、
初期の自覚症状がほとんどないこと。

そのため、歯周病にかかっていても気付かない方が多く、気付いたときにはすでに症状
が進行しているケースが多々あります。
 

歯周病は
「サイレント ディジーズ(静かに進行する病気)」です。

平均的な日本人は60歳以降、歯周病で急激に歯を失っていきます

歯周病ポケット

歯周病と全身疾患は切っても切れない関係があることが
証明されています

全身疾患

歯周病からあなたの歯を守り、
生活習慣病から命を守る方法があります。

歯周病ポケットポケット4mmの法則

歯周ポケット4mm未満の人は糖尿病、高血圧、高脂血症でない健康な人が多い。
(「口腔衛生学会誌」)
 

歯周ポケットが2mm未満であれば健康な歯肉、3mm以上は歯周病の歯肉です。
 

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汐入駅前歯科では…

ポケットを4mm以下にし、歯周病からあなたを守る
歯科衛生士による 歯周病メインテナンスルームを
診療室とは別に完備しています。

歯周病から皆さまの大事な歯を守る唯一の方法が、
3ヶ月に一度の歯周病ケアであることが多くの論文で証明されています。

フィンランド:25本 VS 日本:8本

80歳時残存歯数平均フィンランドでは、国家プロジェクトとして3ヶ月に一度の歯周病ケアを徹底した結果、今では80歳になっても25本の歯が機能し、フィンランドのお年寄りは豊かな食生活と元気で楽しい毎日を享受しています。

フィンランドの80歳以上のお年寄りはみんな元気です。
私たち日本人も定期的な歯周病ケアで可能になります!
 

定期的な歯周病ケアが
歯を残す最適な方法であることが証明されています

年代ごとの残存歯数

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3ヵ月に1度の歯周病ケアを続けることで、たくさんのいいことがあります!
・ご自身の歯を残すことができる
・食事や会話をいつまでも楽しめる
・健康なシニアライフを楽しめる
・いつまでも若々しく見える
・生活習慣病のリスクが減る
・生涯医療費も抑制できる

定期的なメンテナンスで、歯周病を予防しましょう。


定期検診・歯周病予防
 

【西明石駅から徒歩1分のめばえ歯科クリニック】



 
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