歯の健康と学力は関係ある?

歯の健康と学力は関係ある?

・虫歯が学力に影響する理由

第60回 盲点!虫歯は学力にも影響する!?

inter-edu’s eye
最近わが子の勉強がはかどっていない、学力があがらないと感じることはないでしょうか? もしかすると原因は虫歯にあるかもしれません。今回のエデュママリサーチでは、虫歯がなぜ学力に影響するのか、防ぐにはどうしたらいいのかをリサーチしました。

なぜ虫歯が学力に影響するのか?

虫歯と学力の関係

噛むという行為は脳への刺激になり、頭が冴えた状態にします。集中力・理解力・思考力・記憶力を高めることができるのです。
そのため、虫歯があると強く噛むことができず、脳へ刺激を与えることができません。痛みも伴いますので、集中力もなくなるし、また、虫歯の治療で通院する時間も生まれ、貴重な受験勉強の時間が削られてしまいます。

これ以外にも、虫歯による悪影響があります。

【全身の健康にも影響】
虫歯の影響で食べ物をよく噛まないでいると、顎の成長が悪くなると同時に舌の動きも悪くなります。すると、気道が圧迫され、息苦しくなってしまい、全身の健康に影響を与えてしまいます。

【脳に血液を送れなくなる】
噛まない食事を続けていると、脳への血液循環が悪くなることで脳への働きが低下し、集中力が落ちます。受験生には日常から集中力が必須なので大きな影響を与えます。

【体全体のバランスがとれなくなる】
虫歯があると体の重心がずれてしまい、バランスが取りにくくなり、運動能力や体力の低下につながります。塾に通ったり、遅くまで勉強する受験生にとって体力はとても重要なものです。お子さまが最近疲れてるなと見られたら、虫歯も疑ってみましょう。


盲点!虫歯は学力にも影響する!?

・低学年のお子さんほど虫歯が多い

こんなに多い、虫歯がある子どもたち!

虫歯保有者の数

次は、虫歯がある子どもの割合を見ていきましょう。下記の表は、2014年度版の「学校保健統計調査」を参考に作成した、幼稚園から高校までの男女別の虫歯を持つ割合です。

  男子 女子 合計数
幼稚園 23.44% 22.09% 45.53%
小学校 27.38% 25.17% 52.55%
中学校 18.54% 18.55% 37.09%
高校 20.65% 22.32% 42.97%

この結果を見てみると、小学校の男子・女子を合わせると2人に1人が虫歯を持っていることが分かります。また虫歯は痛みが出るまで気づきにくいという面も持ち合わせています。中学受験を控えているご家庭にとって、この結果は怖いことです。どんなに努力を重ねても、当日痛みが出て、集中できなくなってしまっては水の泡です。
 

盲点!虫歯は学力にも影響する!?

・虫歯の予防と噛む習慣が大切

『噛む』ことで脳の様々な分野が活性化される!

眠気覚ましにガムを噛むと頭がスッキリするように、よく噛むことが脳に良い影響を与えることは広く知られていますよね。
しかし、なぜ噛むことが脳にいいのでしょうか? そのメカニズムをご説明します。

物を噛むと、歯にかかった力(刺激)は、歯の根元にある歯根膜で感知されます。歯根膜の神経は、脳神経の中で最も太い三叉神経に直結しているため、噛むことによる刺激は三叉神経を通って、脳の中枢に送られるのです。これによって、『運動』『感覚』『記憶』『思考』さらに『意欲』に関する脳の分野が活性化することがわかっています。

実際、ガムを2分間噛んだ前後で記憶力の変化を調べる実験を行ったところ、噛んだ後に正答率がアップしたという結果が得られています。また、運動能力や感覚能力を向上させる効果もあるので、よく噛むことはスポーツをする上でも大切なんです。

虫歯が学力に与える悪影響とは?

虫歯が痛くて噛めない状態が続くと、脳への刺激を与えることができません。また、痛みで勉強に集中できない、通院で勉強時間が削られるなど、直接的な学力低下の要因にもなってしまいます。

さらに、虫歯を放置することで以下のような悪影響が心配されます。

  • 噛めない状態が続くことで顎の成長や舌の動きが妨げられ、息苦しさなどを感じる事がある
  • 噛めないことで脳への血液循● 環が悪くなり、脳の働きや集中力が低下する
  • 虫歯でない片側の歯だけで噛んでいると噛み合わせが悪くなり、体のバランスが崩れ、体力低下や頭痛・肩こりなどをもたらす

これらの症状はもちろん、虫歯を治療することで改善できます。虫歯は早く見つけた方が治療期間も短くなりますので、定期的に歯科検診などで歯のメンテナンスをすると良いですね。また、口腔内の環境を良い状態に保つため、以下のような点に注意しましょう。

虫歯を防いで『よく噛む』習慣を取り入れよう!

子供の歯の健康を守ることは、しっかり噛んで脳によい刺激を与えることにつながります。生活の中で実践しやすい、丈夫な歯を育てるための3つの方法をご紹介します。

1.噛みごたえのある食材・調理法を取り入れる

『よく噛む』ことで虫歯を予防することもできます。噛む回数が増えることで唾液がより多く分泌され、唾液の殺菌作用により口腔内が清潔に保たれるからです。固めの食材(れんこん・ゴボウなど)を組み合わせる、大きめにカットする、加熱時間を短めにしてシャキッと仕上げるなどの方法で、噛みごたえのある料理を取り入れてみましょう。

2.歯磨きを見くびらない!仕上げ磨きは高学年まで!

虫歯予防には、食後の歯磨きをしっかり行うことが最も大切です。歯磨きの習慣づけや磨き方を教えながら、永久歯に生え変わる高学年までは仕上げ磨きや最後のチェックをしてあげられるといいですね。フッ素入りの歯磨き粉を使うのも効果的です。

3.家族で食事を楽しみながら『噛む育』を!

『早食い』や『ながら食べ』、『個食(1人で食べる)』では、食生活が乱れたり噛む回数が減ったりしがちです。家族そろって食事を楽しむ中で、大人がよく噛んでゆっくり食べる姿やいろいろな食材をバランスよく食べる姿を見せ、よく噛むことの大切さを教えてあげましょう。

歯のトラブルは口の中だけにとどまらず、記憶力や運動能力、体調や意欲にも影響します。しっかり噛んで学力をアップさせられるよう、虫歯の予防や早期発見にも気を付けてみてはいかがでしょうか。

虫歯が学力に影響するってホント?しっかり噛んで脳に刺激を与えよう!

・歯並びがよいと集中力が高まります!

歯並び 集中力 学力

今日は歯並びについて書きます。
最近、よく出てくるとあるスポーツ選手の口元が気になったので…

以前、サッカー日本代表の選考があった時の話です。
選ばれる選手は、もちろん有名ですし、成績も優秀。それは周知の事実ですが…私が主人に話をしました。
「あの人、落ちるよきっと。」
その彼は、その時代トップ選手と言っても過言ではないため、主人は私の言葉に驚いて…
「なんで?!◯◯やで!落ちるわけないやろ!」
その当時、サッカーに興味のなかった私の答えは、成績や人気云々のことではありませんでした。
「だって、歯並び悪いし噛めてない。しかも、口呼吸してるもん!」

結果は見事!W杯前に、彼は外され出場することが出来ませんでした。

アスリートの方にはその時の体調などもあると思いますが…噛み込む力は非常に重要です。
また、名古屋の矯正歯科の粥川先生は、以前、噛み合わせのバランスと学力との関係性を研究され、発表されたことがあります。
しっかりと嚙めること、口呼吸ではなくて口をきちんと閉じて鼻呼吸が出来ることは、集中力を高めることが出来ますので、これまた学力に影響を及ぼすのでしょう。
(ちなみに、人間は常に噛み混んでるわけではありません。リラックスしているときは安静空隙といって、口は閉じていても、上と下の歯の間に数ミリの隙間が開いています。)

もし、電車に乗られる時にお時間があったら見てみてください…
スマホのゲームをして、一見集中しているように見えますが…、本や新聞を読まれてる方に比べて、口を開けている人の率が非常に高いのです。
携帯ゲームよりも、読書の方が思考が使われているということになります。

歯並びを治すということは審美的なこと以外に、こんな効果もあるというお話でした。

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