虫歯の始まり?「脱灰」って何?

虫歯の始まり?「脱灰」って何?

・脱灰(だっかい)って何だろう?

 

脱灰(だっかい)は虫歯の始まり

皆さんの歯に歯垢じゃないのに白くなっている箇所、ありませんか?

点状や帯状、様々です。

矯正装置の周りの脱灰

それは虫歯の始まり、「脱灰」です。

 

「脱灰」とは?

簡単に言うと、「歯の表面からミネラル分が溶けだす状態」です。ミネラル分が溶けだした歯の表面は、程度がひどくなると白く濁り、光沢を失います。

この時はまだ歯医者さんに行って、削って治療しなくてもいい段階です。

しかし、脱灰の状態が続くと、「初期の虫歯→穴があくくらいの虫歯」になってしまいます。歯磨きや、毎日のお手入れで再石灰化を促せば、自然治癒が可能です。

 

脱灰・再石灰化のメカニズム

脱灰は、食事や間食をすると、お口の中で虫歯菌が酸を生じることから始まります・・・

脱灰・再石灰化のメカニズム

お口の中では、食べ物を摂取する度に「脱灰」⇔「再石灰化」が繰り返されます。ですから、「再石灰化を促すお口の環境作り」を行う事で、脱灰・虫歯の進行を抑制することが可能です。


脱灰(だっかい)は虫歯の始まり

・脱灰と再石灰化

初期のむし歯はまず経過観察を!

むし歯は脱灰と再石灰化の競争です!

歯の表面に付着した歯垢(プラーク)は食べかすではなく、その本体は細菌です。歯垢1mg中には約2~3億の細菌が生息しています。このうちミュータンス菌やラクトバチラス菌などが、むし歯の原因菌となります。細菌が食物中の糖を取り込み、分解して酸を産生し、この酸が歯の成分であるハイドロキシアパタイト(リン酸カルシウムの結晶)を溶解するという過程が脱灰という現象です。エナメル質表面の成分が食事のたびに溶け出し(脱灰)ますが、唾液が酸を中和し、エナメル質表層が再石灰化され、元の状態に戻ります。唾液の再石灰化作用のように、生体には本来備わった抵抗力があるということです。この脱灰と再石灰化のバランスが保たれていれば、むし歯にはなりません。歯がむし歯になり、穴があくという現象は脱灰(細菌)と再石灰化(生体の抵抗力)が競争をして脱灰が優勢であるということを意味します。この競争で再石灰化に加勢するために、プラークコントロール、食生活の改善(間食の制限)、フッ素の応用などの手助けが必要となります。


<熊谷らより引用改変>

むし歯は脱灰と再石灰化の競争です!

歯の表層のエナメル質が浸蝕され、穴があいた状態がむし歯です。初期にはほとんど痛みを感じませんが、象牙質、さらに歯髄(歯の神経)へとむし歯が進行すると、強い痛みを感じるようになります。痛みがあれば、皆さんは歯科医院を訪れ、治療を受けるでしょう。このように、治療を受ける必要のあるむし歯は、早期発見・早期治療が好ましいことは当然です。ところが、残念ながら歯は一回治療すれば、二度とむし歯にかからない訳ではありません。何よりも『削ってつめる』という治療をしなくて済むようにすることが一番大切です。そこで、歯の表面に目に見える穴があく前、つまりごく初期のむし歯で、歯の表面が白く濁っていたり、表面的な褐色が認められる状態の時から管理して、むし歯の進行を抑制しようというのが最近の考え方です。管理というと大袈裟に聞こえますが、ごく初期のむし歯を発見し、歯を削らずに、むし歯が進行しないようなお手入れや食生活の改善などの対策を立て、定期的にむし歯の進行状態を確認していこうというものです。このように経過観察(Observation)の必要なむし歯を『CO(シーオー)』と診断して、治療の必要な歯と分けて扱います。


脱灰と再石灰化

・お子さんの虫歯は「だらだら食べ」が原因?

甘いものを食べてないのに、むし歯になっちゃった!

「あれっ、これってむし歯かな?」歯みがきの途中でママがいうから鏡を見てみたら、黒い点がポツン。歯医者さんに行ったら、やっぱりむし歯なんだって。気づかないうちに甘いものを食べていることが多いって説明する歯医者さん。そういえばわたし、だらだらと甘いジュースを飲んじゃっていたかも……。


子どもに甘いものをそれほど飲み食いさせている意識はなくても、気づかないうちに糖質を過剰に摂取していてむし歯になるケースは非常に多いものです。

また、むし歯の原因になりやすいのは、糖質の量よりも摂取頻度です。少量でも、口の中に糖質が留まる時間が長いほど、むし歯になるリスクは高まります。アメやソフトキャンディなど、長時間かけて食べるお菓子はむし歯の原因の最たるものです。おやつは決まった時間に、果物やおにぎりなどを中心に、決まった量をあげることも大切です。

新生児・乳児

ミュータンス菌を減らしてむし歯を予防

食べ物や歯みがきに気をつけていてもむし歯になる場合は、口の中で増えてしまった細菌(ミュータンス菌)が原因だと考えられます。

ミュータンス菌を減らすためには、食生活を見直し、未治療のむし歯をしっかり治して、歯みがき方法を見直すなど、総合的な改善が必要です。

むし歯の原因となる盲点あれこれ

だらだら食べ

同じ砂糖の量でも、一度に摂取するより「だらだら食べ」をするほうがむし歯になる確率が上がります。アメやガム、グミ、チューブ入りアイスキャンディなどは、だらだら食べになりやすいので注意が必要です。また、胃が小さくて1回の食事量が少ない幼児期は、食事以外の時間でおやつを食べて1日の栄養素を補う必要がありますが、「10時と15時」など時間をしっかり決め、1皿に盛った量だけですますようにしてください。

臨界pH

意外と糖分の多いもの

糖分の多さに気づきにくい飲み物や食品に注意しましょう。一見体によさそうなスポーツドリンクや乳酸菌飲料には砂糖がたっぷり入っています。みりん、ウスターソース、オイスターソース、ケチャップ、カレールーなど味が濃い調味料も、糖質の含有量が高いことで知られます。また、菓子パンや果物の缶詰は、食べやすい上に糖質がきわめて高いので、量に注意します。

ペットボトル症候群

ジュースやスポーツドリンクなど、糖分を大量に含む清涼飲料水を飲みすぎることで起こる症状です。糖分の大量摂取で高血糖になり、高血糖から来るのどの渇きでまた清涼飲料水を飲んでしまうことをくり返します。全身のだるさや眠気などの高血糖症状が起こり、倒れてしまうケースも。のどが渇いたら清涼飲料水ではなく、水やお茶を飲むようにしましょう。


ペットボトル

むし歯ができる原因

むし歯の原因には、「歯の質」「糖質(砂糖など)」「細菌(ミュータンス菌)」の3つの要素があります。これらの3つの要素が重なると、時間の経過とともにむし歯発生につながります。砂糖を摂りすぎないようにするほか、効果的な方法で歯みがきをして、フッ素でむし歯を予防しましょう。


糖質(とくに砂糖)と細菌(ミュータント菌)、歯の質三つの要素と時間の経過でむし歯発生につながる


子どもがむし歯(虫歯)になる意外な原因

・初期虫歯の段階でセルフケアと治療を徹底!

 

初期むし歯の症状と原因

歯科健診で、むし歯の進行段階を「C1」「C2」……と表現するのを聞いたことがありますか?
「CO」から「C4」までの5段階あり、数字が大きいほど進行していることを表します。
もっとも初期が「CO」ですが、実はこれ「シーゼロ」ではなく「シーオー」と読み、Questionable Caries for Observation(要観察歯)の略なんです。

COの「初期むし歯」は、むし歯になるかならないかの要となる時期。歯の表面からミネラル成分が溶け出して弱くなる“表層下脱灰(ひょうそうかだっかい)”という状態です。まだ穴はあいておらず、歯が白く濁ったように見えるのが特徴としてあげられますが、素人では正常な歯と見分けがつけられません。

むし歯は、①歯質②むし歯菌③糖質の3つの要因が揃うと発生します。

特に小さな子どもの歯のエナメル質は酸に弱く、初期むし歯になりやすいので要注意!また、唾液が少ないと細菌が繁殖しやすいため、お口が乾きやすい高齢の方も注意が必要です。加えて、間食・飲酒・喫煙の習慣がある方も高リスクといえます。

初期むし歯はどうやって発見して、どう治療する?

むし歯は進行すると治療回数も治療費も増えるため、早期発見が不可欠です!
とはいえ、初期むし歯「CO」は自覚症状がなく、自分で見つけることは困難。歯科医院の定期健診でチェックしてもらうのがいちばんです!

初期むし歯は、歯科医院で「歯は削らないで様子を見ていきましょう」といわれる場合があるかもしれません。「むし歯なのに削らないの?」と思うかもしれませんが、早期発見なら「フッ素」塗布やフッ素入りのハミガキを用いて日々の歯みがきを丁寧にするように指導を受けるだけで歯を削らない場合もあるのです。

セルフケアにおすすめなのはコレ!

初期むし歯対策の鍵となる「フッ素」は、歯の脱灰を抑制して再石灰化を促進したり、歯質を強化する作用があります。
歯科医院でのケアに加えて、家庭でのセルフケアにも「フッ素」を取り入れてみませんか?

「バトラー エフペーストα」は、サンスターのハミガキで最大濃度1450ppmのフッ素を配合した大人向けむし歯予防ハミガキです。(※6歳未満のご使用はお控えください。)

バトラー エフペーストα

お子さんには、親しみやすいイチゴやグレープの味がついた「ドゥークリアこどもハミガキ」がおすすめ。フッ素が歯の形成に必要なカルシウムの取り込みを促進し、むし歯に負けない強い歯に導きます。

DoクリアこどもMY

セルフケアの仕上げには、1日1回「エフコート」でブクブクうがいを!医療品と同成分のフッ素を配合し、4歳~大人まで幅広く使用できます。


要指導医薬品 フッ素洗口液
※ お求めの際は、薬剤師からの説明を受け、 使用上の注意をよく読んでお使いください。

歯科医院での定期健診とセルフケアを組みあわせて、初期むし歯の状態まででしっかりケアして、むし歯を予防しましょう!



むし歯と初期むし歯の違いって?

【西明石駅から徒歩1分のめばえ歯科クリニック】

 
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